2021年11月29日 / 最終更新日時 : 2021年11月29日 かにママの夫 療育・子育て 障害者施設で働いた経験が障害者への理解に結びつかなかった〜やまゆり園障害者殺傷事件より009 この死刑囚が「津久井やまゆり園」に就職したのは2012年12月、「障害者を抹殺できる」などと書いた手紙を衆院議長公邸に届け、園を自主退職に追い込まれるとともに措置入院させられたのは16年2月、事件を起こしたのはその5カ月 […]
2021年11月26日 / 最終更新日時 : 2021年11月26日 かにママの夫 療育・子育て 「強者」どころか「リア充」「フツー」の座からも滑り落ち、「弱者」になっていく恐怖〜やまゆり園障害者殺傷事件より008 匿名であるのをいいことに強者になったつもりで弱者を叩くという行為は、ネットの世界でよく見掛ける「ネトウヨしぐさ」とでも呼ぶべき動物的な営みといえますが、この死刑囚からはそういう卑怯な人々と違って、自らの「弱者」性と向き合 […]
2021年11月23日 / 最終更新日時 : 2023年10月27日 かにママの夫 療育・子育て 子どもの療育をやっていたおかげで二日酔いの朝にラクができたというお話 平安時代末期の仏教説話みたいなタイトルですが、そんな感じの内容です。 夏に家族全員がコロナにかかり、息子の身辺自立のレベルが上がったという話を前に書きました。 春には妻が手術のため入院し、会社を休んで1週間まるまる息 […]
2021年11月20日 / 最終更新日時 : 2021年11月19日 かにママの夫 療育・子育て 自らを「強者」と同一視して貧困者を軽蔑したり障害者をバカにしたりする「持たざる者」たち〜やまゆり園障害者殺傷事件より007 前回は 「障害の社会モデル」について書きました。 メーデーのデモに参加したフリーターが「生きさせろ!」と叫んだのが2006年、この事件が起きたのがちょうど10年後の2016年。そこから5年余りが経ちましたが、日本の貧困 […]
2021年11月18日 / 最終更新日時 : 2021年11月18日 かにママの夫 療育・子育て 自閉症児が広い歩道を自転車で走る際に気をつけるべきこと 前回は、自閉症児である息子とサイクリングロードを一緒に走る時にぼくが気をつけていることを書きました。 この記事をアップした直後に、サイクリングロード内ではないのですが、過去最大級の「ヒヤリ・ハット」事例があり、いろいろ […]
2021年11月14日 / 最終更新日時 : 2021年11月14日 かにママの夫 療育・子育て 「全員がすでに障害者になっている」という問い掛けをどう受け止めるか〜やまゆり園障害者殺傷事件より006 新潟市中央区で先月、被害者の父親でやまゆり園家族会前会長の尾野剛志さんをお招きした「津久井やまゆり園障害者殺傷事件を考え続ける学習会」があり、会員の方々とご一緒させていただきました。 5年以上も遅れて事件について学び始 […]
2021年11月11日 / 最終更新日時 : 2021年11月29日 かにママの夫 療育・子育て 障害児を加害者にしないでサイクリングロードを楽しむために保護者が気をつけること 息子の「ことし最大の楽しみ」であるサイクリングの季節が終わろうとしています。 雪が降り始めるまでが勝負です。冬の間、体を思い切り動かせて没頭できる代わりの何かを探さなければいけません。 以前、障害児である息子が事故に […]
2021年11月8日 / 最終更新日時 : 2021年11月8日 かにママの夫 療育・子育て ネット社会が始まる前からあった「強者=著名人・文化人」による障害者差別〜やまゆり園障害者殺傷事件より005 差別をしたがる人間は「差別を正当化するための理屈」を探すーという話を少し前に書きました。 一般的に過激といわれるような発言で賞賛されていたり注目されたりという世間の反応を見て、自分もその中に入りたい、実行者になりたい、と […]
2021年11月5日 / 最終更新日時 : 2021年11月7日 かにママの夫 療育・子育て とても優秀な強化子「ブドウ」があったのに全く活用しないまま旬が終わってしまった 強化子というのは、ABA(応用行動分析)に基づく療育で使う「ごほうび」のことです。食べ物、おもちゃ、特定の行為(ハグするなど)、なんでもいいのですが、本人が喜んで励みになるようなものです。 息子の家庭療育を担っている妻 […]
2021年11月2日 / 最終更新日時 : 2021年11月2日 かにママの夫 療育・子育て 親亡き後を見据えた知的障害者の「生き方」「住まい」について、大先輩から教えていただいた〜やまゆり園障害者殺傷事件より004 10月24日に新潟市中央区で開かれた「津久井やまゆり園障害者殺傷事件を考え続ける学習会」に参加しました。 「事件に関する本を読み始めた」とこのブログで書いたところ、以前仕事でお世話になった方からお声掛けいただきました。 […]