支援校中等部で何を教えていただこうか

 息子が支援学校中等部に入って3週間が過ぎました。それなのに、親はというと、まだ飽きずにバス通学の話をしています。

この世は美しい。なぜなら、バス通学があるから

バス通学はリリンが生んだ文化の極みだね

 下の言葉は、エヴァオタじゃないと意味不明かと思われますが、説明は省略いたします。バス通学がうれしすぎて夫婦ともども「頭がいかれている」ことさえ伝われば十分ですので。

 サイトを整理していたら、2年半前に書いた記事を見つけました。

 われわれ(特に妻)のバス通学にかけた「思い」を再認識しました。もう半年か1年ぐらいは、この状態が続くことでしょう。

 というわけで、4月上旬の入学式以来、妻もぼくも支援学校の門をくぐっていません。

 息子はまだ「学校でこんなことがあったよ」と自発的に話すほどのコミュニケーションスキルはないため、学校での様子を知るには、こちらからいろいろと質問をしていく必要があります。

 ただ、質問をしすぎたり難しいことを聞いたりすると「分からない~!」などとめんどくさがって回答を拒否してしまうこともあって、担任の先生が書いてくださる連絡帳が唯一の情報源ということになります。

 小学校(支援級)の時は、妻かぼくが迎えに行った際に担任の先生から対面で話をうかがうことができました。しかも、息子のクラスは6年間ずっと同級生の男の子と2人だけだったこともあり(担任の先生はほぼ毎年変わりましたが)、非常に丁寧に見ていただいておりました。

制服を着て通学用のカバンをかついだ息子
写真=通学のためバス停に向かう息子と妻。制服の着用は自由なのですが、「バス通学する生徒はなるべく着てください」とのこと。カバンがやたらデカいのは、体操着一式を毎日持ち帰るためです=2024年4月

 支援校中等部の1年生は計13人の2クラス制で、息子のクラスは7人。環境ががらりと変わりました。

 支援校の先生は「障害児を教育するプロ」とはいえ、障害の特性も発達の具合も体力もバラバラな生徒を7人も同じ教室でみて、しかも生徒一人一人の連絡ノートにその日の様子を書くというのは、かなりのハードワークであることは容易に想像できます。文章を手書きするのが苦手なぼくでは到底務まりません。頭が下がります。

 息子の断片的な話と連絡ノートによると、学校ではまだ「新しい環境に慣れてもらう」のが優先のようで、ゴリゴリと勉強している感じはないようです。

 上級生との交流があったり、作業(将来の就労を想定したものでしょうか)が少しあったりしたようです。宿題を持たされたことはありません。

 来月(5月)に個別の保護者面談があって妻が行くので、「学校で何を教えていただきたいか」をそろそろ整理し始めます。

 今の息子のスキルに合った「簡単すぎず、難しすぎない課題は何か」「『少し難しい』課題をどのように教え、進めていくか」を、学校の過度な負担がかからないかという観点も加味して、お互いに探っていければいいなと思っております。

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