2年5カ月後に控えた支援校中等部への入学に備え、コミュニティバスに乗る練習を始めた

息子を市内の支援校(新潟県立新発田竹俣特別支援学校)の中等部に通わせるため、バスに乗る練習をしなきゃいけないという話を2カ月前に書きました。

 ようやく初練習をすることができました。

 生徒が通学に使っているのは、 新発田市が運営(バス事業者に運行委託)しているコミュニティバス(川東コミュニティバス)で、市のサイトに載っている時刻表には「土曜・日曜日、祝日、8月13〜16日及び12月29日〜1月3日は運休」とあります。

支援学校に向かうコミュニティバスに乗り込む息子と妻
写真=支援学校に向かうコミュニティバスに乗り込む息子と妻。案外混んでいて、最初から立っている生徒もいました=2021年10月、新潟県新発田市

 誰でも使えるコミュニティバスとして運行はされていますが、運休日の設定をみるに、実質的にはほぼスクールバスとして使われているようです。

 学校が休みの土休日に乗る人が見込めないため、車が運転できない地域のお年寄りには「土休日なら家族で仕事が休みの人がいるでしょうから、お子さんかお孫さんのマイカーに乗せてもらってね」と説明しているのかもしれません。

 という運行形態のため、ローテ勤務で平日休みがあるぼくと妻はなんとかなるのですが、カレンダー通りに小学校(支援級)に通う息子をどうするかという問題がありました。

 「バスに乗る練習をするので休ませてください」というのもさすがに気が引けるなぁと思っていたのですが、先週の土曜に学校で児童の作品展示会(展覧会)があり、翌週の月曜が学校の振替休日になることが分かったため、ぼくの会社に休みを申請しておきました。

 結果として、実り多いコミュニティバス乗車練習になりました。会社を休んでまで行った価値が十分にありました。

 ローカルな話ですのでほとんどの方にはお役に立たないかもしれませんが、気づいたことをまとめました。

①療育手帳があれば無料

 新発田市の市街地循環バスは、療育手帳の提示で本人と介添人1人が無料になる仕組み(一般100円)ですが、支援学校の通学で使われている(市街地と郊外を結ぶ)コミュニティバスも、療育手帳を持っている本人は無料、介添人は半額(一般200円のところ100円)でした。これはありがたい。

②みんな静かでおとなしい

 行き帰りと一緒に乗った妻によると、奇声を上げたり体をガタガタ揺すったりという生徒はいなかったそうです。「マナーのいい物静かな中高生の集団」にしか見えません。

 駅から学校に向かう車内があまりにシーンとしていてビビったけれど、下校の車内では仲のいい友達と楽しそうにしゃべる生徒がいて、少しホッとしたとのことでした。

③行きと帰りで顔ぶれが違う

 ご家庭の事情で迎え・送りだけマイカーというケースもあるのでしょう。そりゃあそうですよね。

④駅前のバス停から一人で乗り込む生徒も多い

 駅前からバスに乗り込む支援校の生徒(と思われる中高生)が十数人いたのに対し、バス停近くから見送る保護者が3人(ぼくを含む)しかいなかったのは意外でした。

 電車とバスを乗り継ぐ生徒が多いのか、「恥ずかしいから遠くに行ってて」という生徒が多いのか、そんなところでしょうか。

⑤支援校の生徒以外の利用者がそれなりにいた 

 コミュニティバスのルート上にある商業高校の生徒が登下校で利用していました。駅から歩くにはちょっと距離があるので、天気の悪い日なんかは使いたくなる気持ちは分かります。

 あと、帰りのバスには地元の小学生が結構乗っていました。支援学校がある地域は、小学校の統廃合で学区がかなり広くなったこともあってか、小学生のスクールバスとしても活用されているようです。

⑥支援校前のバス停には、登校時は先生1人、下校時は先生5人

 登校時に先生が出迎えてくださるのはありがたいです。下校時に先生の人数が多いのは、「その日バスで下校する予定の生徒がちゃんと全員乗ったかどうか」を確実にチェックするためだと思われます。大事なことです。


支援学校前のバス停で遊ぶ息子
写真=支援学校前のバス停でバスを待つ息子と妻。これは目立ちます=2021年10月、新潟県新発田市

 帰りのバスが出る20分前ぐらいにバス停近くに車を停めて待っていると、先生方と一緒に20人ぐらいの生徒が続々と集まってきました。

 「やかましい小4男子+のんきな感じの夫婦」の3人組以外はみんな支援校の人たちで、ものすごく目立ちました。

 引率の先生は、ぼくたちの目的をすぐに理解したようです。

こんにちは。バスの練習ですか?

そうなんです

(息子の方を向いて)待ってるよ! 来春ですか?

いえ、再来年なんです〜

いえ、いま4年生ですので、それよりもう少し先です

 ずいぶんと気の早い保護者だと思われたことでしょう。

 中高生のお兄さんお姉さんと先生がいっぱい集まってテンションが高くなったのか、バスを待っている間はいつもより大きな声を出していました。注目を浴びたかったのでしょう。

 この日はバスに乗ったのがうれしかったようで、夜も「バスに乗った!」「バスに乗りたい!」と言い続け、終日テンションが高かったように見えました。

あのバス、地元の小学生も結構使っているから、●●(息子の名前)が急に大声を出して怖がられないかなぁ

●●は、ぼくらや知っている大人がいない場所だとすごくおとなしくなるから、その心配はいらない

そうだったw

 本番までまだ時間はたっぷりありますので、いろいろと試していきます。

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