泣かないで「イスに座る」ことができるようになるまでに5日間、これでやっとスタートラインに立てた〜自閉症子育てマンガ「かにママのABA療育日記」009
「かにママABA療育日記」第9作です。

前回の続きで、ABA(応用行動分析)に基づく家庭療育を始めたばかり2歳半の頃、「イスに座る」という行為が日常的にできるようになるまでの道のりを描いています。
息子はもうすぐで9歳10カ月です。泣かずにイスに座ることができるようになったこの日が、現在まで7年以上続けているABA療育の実質的な出発点といえます。
自閉症児は意固地なので、何か新しいことを教えるとなると、どうしても根比べになってしまうようなところがあります。
でも、ここで挫折していたら、身辺自立が進んで家事の手伝いまでする今の息子のような成長はも込めなかったことは間違いありません。
最近の様子はぼくが文章で書いていますが、息子の子育ては年々、ラクになってきています。
思春期に入ると新たな問題が持ち上がるかもしれませんが、今のところは、どんどんラクになってきています。
自閉症と知的障害がある子どもを育てるのは、確かに「めんどくさい」です。でも、それ以上に「楽しいこと」や「うれしいこと」も多々あるのです。

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