せっかく教えたことがすべて消えてしまい、イスに座ることすらできなくなった〜自閉症子育てマンガ「かにママのABA療育日記」007

「かにママABA療育日記」第7作です。

「かにママのABAセラピー」007というマンガの1ページ目
「かにママのABAセラピー」007というマンガの2ページ目

現場は見ていませんが、このエピソードは当時、妻から聞いたことがあります。

 壮絶です。「つみきの会」新潟定例会の会場で1時間半ぐらい泣き叫び続けたこともありました。

 家庭療育を始めたばかりの頃は動画を撮影していなかったようですが、新潟定例会で個別指導を受けていた際の動画がいくつか残っていて、何年ぶりかに観てみました。

 良く言えば「自由奔放」ってことなんでしょうけど、まあ態度が悪いのなんの。

 ABA(応用行動分析)で言うところのコンプライアンス(大人の指示に従うこと)が全く築かれていません。

 さすが「新潟定例会始まって以来の問題児」(自称)だけあります。

 「協調性がない」という部分はおそらく、ぼくに似たのだと思います。

 当時からそんな息子を見ては苦笑いしていました。

 息子が3歳4カ月、地元の障害児向け支援センター(幼稚園)の入学式の時のことです。

 会社の休みを取って妻と一緒に参加したのですが、式が始まってすぐに息子は泣き叫び、会場を離れて別室に移動して休んでいると、会社の上司(女性)から仕事の問い合わせの電話がありました。

今日は幼稚園の入学式で休みだったんだよね。いま電話大丈夫?

息子は入学式が嫌だったみたいで、泣き叫んでさっき会場から出てきたので大丈夫です

さすが◯◯(ぼくの苗字)くんの息子さんだ。そうでなくっちゃね。素晴らしいわ

いやー、障害うんぬんというより、ぼくの性格が似ちゃったようです。入学式なんて、本人にとってはつまんないだけでしょうからね

 妻の忍耐強い療育のおかげで、そんな息子も一定程度の協調性を身につけました。さすがABA。

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