まさかの大雪、2年ぶりの「そり遊び」で成長を実感する

気象庁とマスコミの言う通り、この年末年始は寒波が襲来しました。

 12月29日の午前中は天気が良くて、出勤前に息子と一緒に庭の大根を抜いたりジョウロで水遊びをしていて、荒天に変わることなど想像もつかない穏やかな感じだったのが、この日の昼すぎから風が急に冷たくなって、一気に冬型になっていきました。

 それでも、元日までは「気象庁は大げさだねぇ」という程度の認識でしたが、1日夜からモサモサと降り始めて3日昼段階で積雪量が80センチ(たぶんこれぐらい)に達しました。

写真=わずか5日で様変わりした庭。息子が抜いている大根は、そりがある場所あたりに植っていました=新潟県新発田市

 転勤で3年間住んだことがある新潟県小千谷市は全国的にも有名な豪雪地で、2〜3メートルの積雪を経験したことがあります。
 しかし、小千谷市を始めとする豪雪地は、2〜3メートル積もっても市民生活が維持できるレベルのインフラと「備え」があります。

 同じ新潟県内でも、われわれ家族が暮らす新発田市で2〜3メートルも積もったら、市民生活が完全にマヒしてしまうはずです。
 今回の80センチでも相当なもので、実際、市街地の道路の除雪が間に合わなくなった場所もあったそうです。

 除雪してあったとしても、道路の両面に雪壁ができていて幅が狭くなってしまって、車がすれ違えなくなる箇所も多数出てきます。

 こんな日は、車に乗らないに限ります。

 そういう方針のもと、1月2日と3日は朝からビールを飲み、雪かきをして過ごしました。

 息子もプラスチック製の車載用スコップで雪かきを手伝い、庭に作った雪山でそり遊びを楽しんでいました。

 前年は暖冬で全く雪が積もらなかったので、「どこに連れて行ったら息子が喜ぶだろうか」などと考えながら車であちこち行った記憶がありますが、こんな天候ではそうもいきません。

 2年ぶりのそり遊びに、息子はものすごくうれしそうでした。

 2年前までは、雪山のてっぺんにぼくが置いて手で押さえたそりに息子が乗る形で遊んでいたのですが、今回は一人で滑ることができました。

 そりが斜面から滑り落ちないように手で押さえながらまたがり、滑り終えると、そりを抱えながら器用に雪山を駆け上がっていきます。

 いつの間に身体のバランス感覚が養われていたようです。

 手が掛からなくなったものです。

写真=息子が考案・命名したそり遊びの新競技「フレンドパーク」。息子はコインパーキング全般を「フレンドパーク」と呼んでいるのですが、バーの開閉がコインパーキングぽいってことなのでしょうか。

 写真のような、奇妙なそり遊びの方法も考案しました。

 玄関に置いていたコーンとバーを持ってきて何をするのかと思っていたら、寝そべるように滑り降りてバーをすり抜けていました。

 ママと2人で滑る時は、手でバーを跳ね上げていました。

 身体能力に加え、あるものを組み合わせて新たな遊びを考えるという発想力もついてきたようで、うれしくなりました。

 昨日(1月6日)は快晴で寒さも緩み、庭の雪山も屋根の雪もだいぶとけて小さくなったのですが、気象庁とマスコミによると、7日からはまた大寒波が襲来するようです。

 息子が通う小学校は7日から3学期が始まりますし、ぼくも7〜9日と(リモートではなく)出勤です。

 昨日の好天からは想像もつきませんが、今度はビールを飲みながら庭で息子と呑気に遊んでいるわけにはいきません。

 正月三が日のような調子でまた降り続けたら、庭の雪山が車庫の屋根と同じぐらいの高さに達してしまう可能性があります。

 息子はまた喜びそうですが、父親としては、安全に楽しくそり遊びができる環境を整えるのが大変そうですので、あまり降らないでほしいです。

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