せっかくの家庭菜園が「新型コロナウイルスで家族全滅」という非常事態に全然役に立たなかった〜ととママは完治、残るは息子だけ

息子が発熱し始めたのは20日ですが、最初の頃に夜中に39.4℃を記録しただけで、ずっと平熱が続いています。たまに咳をしますが、苦しがっている感じはありません。

 平熱なのに寝るときにはアイスノンを枕元に持って来て、「つめたーい」などと言っては喜んでいます。そんな平和な日々が続いています。

 たぶん明日(30日)に保健所から電話が来て、「一日経過観察をして問題ないなら翌日(31日)から外出OK」となるはずです。あと一息。

 いや本当に長かった。

 われわれ家族の最大のピンチは、「妻と息子が発症し、ぼくが退院するまでの6日間」でした。

 濃厚接触者だった息子の世話を他の人にお願いすることはでいないし、外出もできないので、家にある食材を調理して食いつないでいくしかありませんでした。 

 妻は、県の自宅療養支援チームの食料支援を断ったようです。

 「もっと困っている人たちに回してほしい」という考えだったようですが、まあ確かに食料支援で送ってもらえるインスタント食品の類は家にストックがありましたし、たまたまコメを買ったばかりでしたので、1週間ぐらいは持ちそうです。

 災害用の非常食を用意していませんでしたが、災害時と違ってインフラは動いていますので、冷蔵庫も都市ガスも電子レンジも使えるわけで、何とかなるもんですね。

 ただ、当たり前ですが、だんだん食事のバリエーションが少なくなっていきます。

 息子が好きなミニトマト、鮭ほぐし、しらす、納豆、みかんゼリー、ヨーグルト、アクエリアスは2〜3日でなくなり、最後の方は「コメ+冷凍の肉+冷凍の魚介類」でしのいだそうです。

 悔やまれるのは、ことし家庭菜園の夏野菜の栽培に失敗したことです。

 昨年は、「新型コロナウイルスに勝つために食料の増産を!」というノリから、かなり一生懸命畑仕事をしたのですが、ことしはサボっていたのがダメだったのでしょう。

 そう、ビクトリー・ガーデンという言葉があるのです。

 昨年と比べると一目瞭然です。草取りなどの手入れが行き届いていないこともありますが、ことしは土の力が全然なくて、肝心の夏野菜は全く育たないのに雑草ばかりが元気です。

 昨年買った家庭菜園の本に「液体の有機肥料を与え続ければ、前年の畝をそのまま使っても大丈夫」とあったので実践してみたのですが、やせた土のうちの庭には合わない栽培法だったのでしょう。

 昨年並みに豊作であれば、コロナ感染で外出できなくても、ミニトマト、きゅうり、オクラ、なす、ピーマン、モロヘイヤ、空芯菜、インゲン、葉ネギには困らなかったはずです。

 ことしはこんな感じでした。

例年通り
 インゲン、葉ネギ
極端な不作
 ナス、モロヘイヤ、トウガラシ、空芯菜
全滅
 ミニトマト、キュウリ、ピーマン
植えていないのに豊作
 大葉

 ミニトマト全滅が一番ショックでした。土づくりで手を抜くと、こんな仕打ちが待っているんですね。

 フェンネルやミント、タイム、バジルなど調理に使えるハーブはちゃんと育っていたのですが、単独で食べるものではないからなぁ。

 昨日、いまいましい夏野菜を全部引っこ抜き、秋冬野菜を植える準備を始めました。

 ①夏野菜の残骸と雑草をすべて引っこ抜き、②堆肥と化成肥料を投入し、③④畝を壊しながら混ぜ合わせ、⑤苦土石灰を振りかけました。苦土石灰の量はたぶん足りないので、後日買い足して撒きます。

 野菜作りについては、転勤で赴任していた新潟県小千谷市の市民農園で数年前に習っただけで、その後は本を読みながらの自己流ですので、何かおかしい点があるかもしれません。

 ここまでお読みになられた方で、プロの方や野菜作りに詳しい方がおられましたら、是非ともアドバイス(ダメ出し)をしていただければうれしいです。

 土を作り直したので、秋冬野菜はそれなりには育つと思います。

 再びコロナにやられても、今度は大丈夫。もうコロナはこりごりですが。

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