サイクリングロードで出られない日常をすんなり受け入れてくれたことにビックリ〜ととママは完治、残るは息子だけ
ついにママも完治しました。あとは、病気にかかっているようには決して見えない息子だけです。
息子がコロナに感染しておらず、妻とぼくの濃厚接触者にとどまっていた場合、ここから14日後の9月9日まで外出自粛が続いていたわけです。
妻としては、自分は外出ができるのに、息子だけさらに2週間も外に連れ出せないことを想像するだけで「気が狂いそう」と言っていました。確かに、想像を絶する恐ろしさです。
息子は20日に発熱し始めましたので、「完治」認定はたぶん30日、ぼくは翌31日から出勤再開の予定ですので、ようやくわが家も日常に復帰することができます。
いや長かった。
われわれ家族のコロナ騒動で常に一番の関心事は、「息子がいつから外に出られるようになるか」でした。
息子は、ぼくが発熱する直前の13日午前を最後に自転車に乗っていませんし、ぼくの陽性が確認されて妻の発熱が始まった17日以降は、一歩も外に出ていません。
そして息子は、14日からずっと、妻とぼくに「自転車に乗りたい!」と1日に何十回何百回と言い続け、ぼくが入院してからは、妻にずっと言い続けていました。
入院2日目の18日、たまりかねた妻からLINEで相談がありました。
息子が「自転車に乗りたい」と言いながらシクシク泣くのを見るのがつらい。息子はととが病院から帰ってくれば自転車に乗れると思っているみたいで、どう説明すれば収まるのは分からない。自転車が壊れたことにしようか。
どうしようか。
息子としてはおそらく、「次に自転車に乗れるのはいつか」と明示してほしいのだと考えました。
日付が示されなければ、永遠に自転車に乗れないかもしれないと考え、不安から「自転車に乗りたい!」と言い続けているのでしょう。聞いている方もうんざりしますし、いつまでの見通しが立たなくて不安な彼もかわいそうです。
嘘はいけない。絶対に大丈夫な日を知らせれば、落ち着くはずだ。
そう思って病室から会社に電話し、外出自粛が終わる9月10日以降で確実に休みになる日を確認しました。9月11日(土)でした。
この日付をすぐに妻に伝えました。
9月11日に自転車に乗れるよ
9月11日、自転車に乗るぅー!!
かんしゃく全く起こすことなく納得してくれたようで、妻がびっくりしていました。以来、「自転車に乗りたい!」を繰り返して妻を困らせることもなくなりました。
伝えた18日から数えると、24日間も我慢しなきゃいけないことが伝えられたわけですが、それでも、全く見通しが立たないよりは良かったようです。
息子には、感染したことにより外出自粛が今月30日で終わる予定であることは、まだ伝えていません。ものすごく喜ぶでしょうし、うれしすぎて逆にキョトンとするかもしれません。
息子に限っていえば、本当に感染して良かったです。
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