半年ぐらい前に「おちんちん持つ!と何度叫んだことか」というタイトルでトイレトレーニングのことを書きました。
 洋式トイレの便座を上げておしっこをする時のコースアウトをなくすため、男親としてどう導いていけばいいかーという内容でした。

 この指導法、始めた当初は大きな効果を発揮していたのですが、いつの前にか効かなくなっていました。    
 また、便器の周囲にこぼすことが増えてきたのです。

 息子がおしっこをする際に一緒にトイレに入ってみて、理由が分かりました。

 ぼくの指導をちゃんと守って、おしっこをする際におちんちんを指で持っているのですが、おちんちんの先っぽから出たおしっこがどこに着水しているのか全く見ていなかったのです。

 かつての持たない(=ブラブラさせたまま)時代よりはマシなのですが、それでもかなりの確率でコースアウトさせてしまいます。

 これはかなり根の深いテーマです。

 彼は、親から言われた通りに行動している(おしっこをする際におちんちんを持つ)だけで、その行動が効果を発揮している(おしっこが便座に着水して周囲にこぼれない)かどうかについては関心を抱いていなかったのです。

 これは彼が悪いのではなく、ぼくの教え方が不十分だったせいです。

 似たようなケースが他にもあります。

 息子と近所を自転車で回っている時、十字路やT字路の手前で一緒に一時停止し、左右を確認して出発するーという動作を徹底させているつもりなのですが、よく観察すると、息子はただ一時停止するだけで、左右確認をしないことがあります。

 一方で、「自転車に乗っていて車が近づいてきたら、道路の左端に寄って止まる」という動作を忘れることはありません。
 ぼくから少し離れたところにいても、車が通り過ぎるまで必ず止まっています。立派です。

 これに比べると、十字路などでの動作は、

①手前で一旦停止する
②交差する道路に車や歩行者がいるかどうか見える場所までゆっくりと前に出る
③車や歩行者がいれば通過するまで待つ、いなければ進む

と、3段階もあるため、彼には難しいのかもしれません。

 加えて、おしっこの時と同様、親から言われた通りに行動している(十字路などの手前で止まる+顔を左右に振る)だけで、その行動が効果を発揮している(車や歩行者がいるかどうかを確認して適切に対処できている)かどうかについては関心を抱いていないのでしょう。

 妻と解決策を話し合いました。

 おしっこコースアウト問題の方は、妻がアイデアを出してくれました。

小林製薬の「ブルーレット デコラル」
写真=小林製薬の「ブルーレット デコラル」

 この写真の商品を洋式トイレの水が溜まっている部分に浮かせ、「浮かんでいる『花びらジェル』に当てるようにおしっこをしてみて」と促してみます。

 おしっこの着水する場所に関心を持ってもらえるかもしれませんし、ゲーム感覚でも楽しめるかもしれません。

 自転車の一時停止についてはいい方法が浮かばなかったため、妻がセラピストの先生に相談することにしました。

 この2つをきちんと教えることができれば、療育を進める上でいろいろと応用ができるはずですし、息子というより、療育者としての親のスキルアップの方がカギを握っている感じがします。

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