下校中に転んで腕の骨にひびが入ってしまった

 「アラブのゲリラが乗り回すトヨタのトラック」並みの頑丈さを誇るわが息子が下校中に転び、腕の骨にひびが入ってしまいました。
 この日は休みだったぼくが学校に迎えに行き、並んで歩道を歩いていたところ、息子が急に小走りになってぼくから離れ(これはよくあることです)、20メートル先ぐらいで転びました。

 普段ならすぐに起き上がって走り出すのですが、この時はうずくまったままの「本気泣き」。路上でしばらく「よしよし」となだめ、落ち着くのを待って手をつないで家に帰りました。

 家でも痛がってはいないのですが、転んだ方の左腕を使わず、ぶらぶらさせていました。息子が転ぶか何かして片腕をぶらぶらさせることは過去にも何回かあって、いつも半日ぐらいで治っていたのですが、今回は2日経っても左腕を使う様子がない上に肘が腫れてきたんです。
 で、妻が近所の整形外科に連れて行き、骨にひびが入っていることが分かり、ギプス生活が始まりました。

 やんちゃな男の子が骨折するってのは、まああることなのでしょうけど、重度自閉症児である息子の場合、言葉で「どこが痛いか」「どうすれば痛くないか」を伝えることができないところに難しさがあります。

 今回は「転んだ際の本気泣き」「2日経っても片腕を使わない&腫れ」の2点で気付けたので対処できましたが、転んだ直後以外に痛がる様子はほとんどみせなかったですし、相変わらずよく笑います。
 障害の関係で痛みの感覚が鈍いのかもしれません。受診するまでは、右手と両足を使って器用に日常生活を送っておりました。

左腕にギプスをしたまま公園で遊ぶ男の子
近所の公園で遊ぶ息子。ギプスをしながらですので、かなり目立ちます=2019年10月、新潟県新発田市

 自身の痛みや苦しさ、不快感をうまく第三者に伝える力が子どもに十分ない場合には、保護者が「普段と違う様子はないか」「何かを我慢していないか」という部分を常にウオッチし、気付いてあげることが重要なんだとあらためて思い知りました。優等生っぽいまとめ方になってしまいましたが。

 でも今回のように、外的なケガなら気付きやすいのですか、内科的なものは難しいですよね。「自閉症児の内科的疾患にどうやって気付いたか(気付けなかったか)」という経験談を、先輩の保護者さんから集めてみようと思います。

 ギプスのような異物を取り付けられてさぞかしシュンとすると思っていましたが、両親のスマホを奪って電話しようとするし、洗濯機のスイッチのオンオフを繰り返すし、整形外科医院の入り口やトイレのドアで遊ぼうとするしと相変わらずの「通常運行」で、何ら「ケガ人らしさ」をみせません。演技でもいいので、もう少し殊勝に振る舞った方がいいのに。
 1〜2週間でギプスが取れるそうですが、そのうち「あの子、本当はケガしていないんじゃね?」という疑惑が学校内で浮上することは避けられないでしょう。
 付き添いで下校する時に同級生に聞かれたら、「これはファッションやコスプレじゃなくて、本当にケガしているんです、たぶん」とフォローしてあげるつもりです。

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