やる気がなさそうに見える教師や学校、役所の職員に「動いていただく」ためにどう動いたらいいか

数日前にアップした記事「クレーマー(モンスターペアレント)だと思われないように先生や学校、施設、役所の」職員にうまく要望や意向を伝えるには」の続きです。

 前回は、気を付けることとして、学校の先生や市役所の職員は非常識なクレーマーに言われっぱなしでメンタルにダメージを受けた過去がある方もおられるはずですので、そんなお相手のことも考えて、いきなり感情を爆発させることなく、丁寧に接することで友好的な関係を築いた方がいいですよーといった趣旨の内容でした。

 で、今回は、人格やモラルが破綻している(ように見える)「モンスター教師」「モンスター公務員」とお付き合いするコツについて。

 「モンスター」なんて言葉を使ってみましたが、多くの場合は「やる気がなさそうに見える」程度のプチモンスター系なのではないでしょうか。

 やり取りをする中で何度も嫌な思いをして、悪感情がエスカレートして、実態より大きな「モンスター」に見えているだけで。

 そして、そんな関係性ですと、先方にもこちらがモンスターっぽく映っている可能性もあります。

 「やる気がなさそうに見える」学校の先生や公務員の心情を推し量ってみると、こんな感じだと思われます。

①面倒な仕事はしたくない
②余計な責任を問われたくない

 公務員の方はもちろん、会社勤めの方も自身に置き換えてみると、容易に想像できると思います。

 理想や使命感に燃えてその職に就いたけれど、一生懸命やったことは評価されないのにミスをしたときばかり注目されて罰ばかり与えられる。
 上司はモラハラで業務で接する外部の人には一方的に怒鳴られ、同僚はよそよそしく、残業や休日出勤だらけ…。

 こんな環境に置かれた先生や公務員が「なるべく仕事をしない」「なるべく責任から逃れたい」という発想になるのは、職業倫理的にどうかという点はありますが、分からなくはありません。

 とはいえ、どんな事情があろうと、組織の一員としてきちんと対応していただかなければ困ります。

基本的には、直接教員にクレームを行うが、校長、教育委員会、地方公共団体より権限の強い部署にクレームを持ち込んで、間接的に現場の教員や学校に圧力をかけるという形式も増えている。

Wikipedia「モンスターペアレント」より

 前回と同じく、Wikipediaから引用しました(蛍光マーカーは筆者)。

 コントの一場面なんかでも出てくる「責任者出てこい!」「社長を出せ!」ってやつです。

 言葉だけ聞くと高圧的な感じに捉えられるかもしれませんが、こうせざるを得ないケースは確実にあります。

 ただ、できれば避けたいものです。

 ここで重要なのが「相手が所属する組織の仕組みを知ること」です。

 その要望をかなえてもらうためには、どのレベルの判断、決定が必要なのかーということです。

 例えば、担任の先生に「うちの子の授業でこの教材を使ってほしい」とお願いするという、ちょっとした要望だとしても、その内容によって対応のレベルが変わってきます。

①担任の裁量で可能
②教頭が校長と話し合う必要がある
③校長が市町村教育委員会に伝え、市町村長が議会に提案する必要がある
④市町村長や市町村教育委員会が都道府県教育委員会に伝え、知事が都道府県議会に提案する必要がある
⑤国の制度変更が必要(政府、国会)

 分かりやすさを優先して、あえて大げさな書き方をしました。

 「お役所仕事」なんて言葉がありますが、学校でも役所でも企業でも、組織に一員として働いている人は、自分の権限の範囲でしか動けません。組織としての意思決定にも、一定程度の時間がかかります。

 「その話は自分の権限を超えるので、校長や教育委員会と直接お話しした方がいいですよ」と率直におっしゃる先生もおられるかもしれませんが、かなりの信頼関係ができていないと、そこまで踏み込んだ話はしてくれないでしょう。

 その人の立場以上のことを話すのは憚られますし、混乱を避ける意味でも話さない方がいいーと判断される方も多いでしょう。

 となると、相手方は「いやー、検討してみますが、どうなるか分かりませんねー」「わたしの口からは何とも申し上げられません」といった答え方をするしかありません。

 そうした「やる気がなさそうな」「誠実さに欠いているように」見える対応を繰り返している時、相手方は「立場上言えないことを回答するよう迫られていて困惑している」のかもしれません。

 単に、職務に対する情熱を失っているか、もともとやる気のない人だという可能性もありますが。

 学校の先生や公務員って、営業ノルマとか競争がない分、「目立たないけれどみんなの役に立つ仕事をしよう」と職務に熱心な方がいる(こちらのタイプの方が多いと信じています)一方、「頑張っても給料変わらないし手抜きしてもクビにならないからなるべく働かない」という人も確かにいます。

 普段から接しているお相手がどちらのタイプにせよ、必要に迫られて「権限の強い部署に話を持ち込む」際には、「わたしの方から○○(権限の強い部署)にご相談した方がよろしいでしょうか?」と事前通告してから実行した方が、物事が円満に進むはずです。

 面倒くさがって対応を怠っているのであれば、上部機関や上司から言われて動く前に対応した方が「マシ」だと考えるかもしれません。

 または、「自分が上部機関や上司に掛け合うより、この方から直接言ってもらった方が物事がスムーズに進みそう」と思っているかもしれません。

 それでも相手方に動いていただけず、「権限の強い部署」に伝えても対応がなされず、理由を聞いても納得がいかないーという場合は、こうした「次のステージ」に進むことを考えるのも手です。

①「市長への手紙」を書く
②議員に相談する
③新聞に投書する

 長くなってしまいましたので、続きは後日に。

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