効果抜群の強化子がある時にそれを提供できない事態になるとABA療育は難しくなってくる

お盆初日の13日夜から発熱が続いています。夜になると38℃台まで上がり、日中は平熱から37℃前半までを行ったり来たりと、ダラダラとした症状です。

 先ほど近所の医療機関でPCR検査を受け、風邪薬を処方していただきました。

 自宅軟禁生活を終わらせることができるかどうかは、明日のPCRの結果にかかっています。しかし暇です。

 13日午前、雨の中を息子とサイクリングロードに出掛けたことが原因の夏風邪だとは思いますが、夏風邪にしては長引くことと、時節柄、発熱には慎重にならなければいけません。

 もし新型コロナウイルスだとすれば、職場の同僚から感染したことになります。

 幸い、妻も息子も現時点では健康そのものです。

 この先、妻にうつすのが心配ですが、息子の場合、妻とぼくが同時にインフルエンザにかかっても平気だった「鉄人」ですので、あまり心配していません。

 そんなわれわれ家族で一番の問題は、現在の息子の最大の楽しみであり強化子でもあるサイクリングの代替をどうするかーです。

 夏休み期間中は、ぼくが夜勤の日は午前中に1回、休みの日は午前・午後の計2回(3回の日もありました)、サイクリングロードに連れて行っていました。

 雨天決行、1回で往復約17〜18キロ、所要時間1時間半ですので、かなりのものです。妻はその間、時間を自由に使えますし、ぼくも慣れてしまったのでそれほどハードではなく、息子が本当に楽しそうなので、一緒に走っていて充実感があります。

 そして息子は、「ととと一緒に自転車に乗る」という最大・最強の強化子があるおかけで、療育もお手伝いも一生懸命で、すごーく「いい子」なんです。

 だったのですが、ぼくの発熱でサイクリングに行けない日が続き、ストレスが溜まっているようです。

 仕方ないですよね。これまでであれば、ととが家にいるんだから最低2回はサイクリングに連れて行ってもらえるはずですし、それほど具合悪そうに見えないのに「なぜ自転車に乗ってくれないのだろう?」と。

 日中に妻が息子を連れ出してくれるのでゆっくり過ごしていますが、家に居たら息子はずっと「自転車に乗りたい!」と言ってはメソメソ泣くことでしょう。いやホントに申し訳ない。

 効果抜群の強化子がある時に、それを提供できない事態になると療育は難しくなってくるーということを痛感しました。

 PCRでコロナ陰性との結果が出て熱が下がるのを今は待つだけです。

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