「GoToトラベル」その前に

小林製薬の商品みたいなタイトルにしてしまいましたが、2日後、息子の夏休みが始まるタイミングで新潟県外に2泊3日の家族旅行をすることにしました。

 政府がGoToトラベルを打ち出す前に予約していたので、割引ありきの計画ではありません。それでも事後申請で相当分がキャッシュバックされるようですので、ありがたいです。

 行き先は山形県の温泉。県境をまたぐ移動とはいえ距離にして100キロちょっとですので、われわれ家族が暮らす新発田市から同じ県内の中越、上越地域に出掛けるよりずっと近いです

 「公共交通機関を使う練習」ということで数カ月前、特に用もないけど息子と一緒に電車やバスに乗り始めたところ、息子がやたらと電車が気に入り、最近は休みのたびに電車で近場に出掛けています。

 最初の頃は動いている電車内で立つことも歩くこともできませんでしたが、かなり慣れてきました。
 練習の成果です。切符を自動改札機に入れるのも上手になりました。

 そういえば、ぼくの実家に泊まりに行くのを除けば、宿泊を伴う家族旅行は1年半ぶりでした。
 車の運転があまり好きでないぼくにもどうってことない距離ではありますが、今回はあえて鉄道を使います。

 距離にして20キロぐらい、電車で5駅先にある実家にも、電車で行くことが多くなりました。家から駅までの道のりはほぼ覚えたようです。

 「目的地までの切符を買う」は、Suicaを使えば何とかなりそうです。
 「目的の電車が到着するホームの前で待つ」「目的地の駅でちゃんと降りる」ができるようになれば、一人でぼくの実家に行くことができるようになるかもしれません。

 テレビ番組でやっていた「初めてのおつかい」みたいなもんですね。かなりハードルが高そうですが、5年後の達成目標の一つにします。

 これまでの電車でのお出掛けは長くて片道40分ぐらいですが、今回の旅行は、乗り換えを含めて2時間半〜3時間ぐらいかかります。

 これまで積み重ねてきた「公共交通機関を使う練習」の応用編ような意味もある旅行なのです。


 息子の就学前、飛行機で沖縄に家族旅行したことがあります。
 当時はお昼寝の習慣がありましたので、案外ラクでした。

 飛行機に乗る前にたくさん体を動かしお腹を空かせ、飛行機に乗ったらランチ&おやつからのお昼寝ーに持ち込めればOKでした。同時のことは、こちらで紹介しております。

 8歳8ケ月の今はもちろんお昼寝の習慣はありませんが、車窓から外を眺めることができ、車内を自由に移動できるという点で、飛行機旅行よりはラクかもしれません。

 しかし、これまでのお出掛けの経験上、電車に乗って20〜30分ぐらいで飽きてきて、声が大きくなったりいたずらをしたりするようになります。

 そこで、何か役立ちそうなものを作ってみました。

 妻は毎朝、A4の自由帳を用意して息子に日付と曜日を書かせ、その下に1日の予定を記して、息子に読ませています。
 この儀式があるからこそ息子は、今日はどんな予定かを把握でき、見通しを立てることができます。ぼくが作ったのは、それを補足するものです。

 ①は、自宅の最寄駅(JR新発田駅)から目的地(山形鉄道・赤湯駅)までに通る駅の順番を紙にまとめました。

 息子としてはきっと、最初の20〜30分は車窓の景色や列車のドアの開閉を眺めて楽しめるでしょうが、それを過ぎると「そろそろ降りて駅のホームで遊びたいのに、ぼくはいつまで列車に乗っていなければならないのだろう?」と思うはずです。

 駅に停車するたびにペンで駅名を消していけば、「あとどのぐらいで着く」というのが可視化され、見通しが立ちやすくなります。
 各駅の到着予定時間も入れておけば、時計と見比べながら「着くのが1分遅い」「あと3分で次の駅」といったことも分かります。

 ②は、新発田ー赤湯間で降りたことがある駅の写真をkeynote(mac版のPowerPoint)にまとめたものです。スマホでみることができるようにしました。

 「この駅は前に行ったことがある」ということを思い出せば、今いる場所に対する関心が深まるかもしれませんし、飽きる時間を遅らせることができるかもしれません。

義父の焼き鳥店のカウンターで厨房をのぞき込む息子
写真=義父が経営する焼き鳥店のカウンターで、興味深そうに厨房内をのぞき込む息子=2020年6月、新潟県新発田市

 この2つが役に立ったのかどうか、帰ってきてからご報告いたします。

 このところ息子を連れて毎週のように列車に乗っているため、列車旅における「傾向と対策」がだいぶ蓄積されてきています。一例を挙げます。
 家族3人で列車に乗る際、対面で4人が座れるボックス席が空いていれば使いますし、空いていなければ一列シートに座ります。ボックス席ですと、息子が少し声を出したり、ママに甘えてきたり、妻とぼくがビールを飲んだりしても、人目を気にせずリラックスできます。しかし、息子は、他のお客さんの動きやドアの開閉が見やすい一列シートの方が好みのようです。乗っている人が多い方が、観察対象が多い分、飽きにくいのかもししれません。
 最初の頃は、乗客が多いと「周りに迷惑を掛けないようにしなければ」と身構え、車内がガラガラだと「ラッキー!」と思っていたのですが、実は乗客が多い方が「いい子」で機嫌も良かったりします。不思議なものです。
 これと似たような話がありまして、義父が経営する焼き鳥店に家族で行く際、当初は個室や小上がりで飲んでいましたが、息子はカウンターの方が「長持ち」することが分かり、最近は家族3人カウンターで一列になって飲食しています。
 今回の旅行で使うローカル線・JR米坂線の車内では、一眼レフを首にぶら下げた鉄道マニアのオッサンが1人でボックス席を占拠するケースをよく見掛けます。 GoToスタート(言葉としてヘンですが)に伴って、オッサンたちも活性化しているかもしれません。ボックスでも一列シートでもいいので、当日は席が空いていればいいのですが。まあ一緒に旅を楽しみましょう。

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