タブレット学習教材「RISUきっず」を重度自閉症児が使ってみた

今回はかなり毛色の変わった記事です。
 タブレット端末を使って算数を学ぶことができる小学生向けのサービスを展開する「RISU Japanさんから、「うちの端末を1カ月無料で貸すから、感想をブログで書いてみて」というお誘いがあり、やってみました。

 以下はその体験記です。

 障害児向けに特化した教材ではないようですので、重度自閉症児である息子に合うのかどうか未知数だったのですが、試してみる価値はあるかなと判断しました。

 今回、RISU Japanから「タブレット端末の1カ月間の無償貸与」は受けておりますが、この文章を書いてブログに載せる対価として、どこからも金銭を受け取ることはありません。

 ただ、この文章の最後の方に張ったリンクから契約に至った際に、RISU Japanからぼくに報酬が入る仕組みにはなっています。

 お子さん、とりわけ障害があるお子さんを育てていくのに、お金はとても大切なものです。

 お子さんのために、考えに考え抜いた上で使い道を考えるべきですし、われわれ家族もそうしています。

 ここでは、体験した感想を書くだけで、「ぜひとも契約して!」といった呼び掛けは一切いたしません。

 また、報酬が入った折には速やかに、必ずこのブログでご報告いたします。

 「好きなように書いていいです」ということでしたので(そうでなければこの話を受けませんでした)、好きなように書きます。

 書いていたら、この教材と直接の関係がない前置きの部分も含め、トータルでとても長くなってしまいましたので、今回は目次を作ってみました。
 これに沿って話を進めていきます。

目次(押すと各ページ先頭に飛びます)

重度自閉症児の親は教材販売業者全般にどんなイメージを抱いているのか

 わが家には、息子が1歳半ぐらいの時から、知育玩具や英語のDVD、雑誌などのダイレクトメールが急に届くようになりました。

 「なんでこんなにタイミング良く」と当時は不思議だったのですが、いま考えてみると、妻が妊娠してから息子が1歳になるぐらいまでの間に、育児雑誌やオムツ、粉ミルクなどに付いていた「全員に無料で…をプレゼント」というのをいくつも申し込んでいたことを思い出しました。

 そうか、プレゼント欲しさに、自発的に個人情報をばらまいていたんだ。

 「その世帯の子どもがいま何歳か」という情報は、ビジネスの世界ではとても貴重なんですね。
 世の中の仕組みが少し分かって、少し賢くなったような気がしました。

 そんなDMを、最初の頃は「商魂たくましいなぁ」と微笑ましく思いながら、ちょっと眺めては捨てていました。

 しかし、息子が2歳1カ月で自閉症という診断名が付いてからは、そういった大らかな気持ちになれなくなってきました。

 息子が3歳になると3歳児向け、4歳になれば4歳児向けの教材のDMが来ます。

 健常児向けの商品ですので、健常児に比べて成長が大きく遅れているわが息子に合うわけがありません。

 こんなものを半年ごと1年ごとに送り付けられ、だんだん腹が立ってきました。

 御社に言われなくても、わが息子の成長が遅いことは分かっていますって!!!

 で、息子が5歳ぐらいの時に、超大手の某教材業者に電話しました。

あのー、うちの子は重度の自閉症で、年々、健常児のお子さんと比べて発達の遅れが大きくなってくるのですけど、「●歳になったらこんな教材にチャレンジしてみては」という御社のDMが定期的に送られてくるんですよ。

御社はどこかから大量に名簿を入手して自動的にDMを送っているのでしょうから悪気がないのは分かるのですが、御社からの郵便物が届くたびに「あなたのお子さんは成長が遅れていますね」と言われているようで、なんか複雑な気持ちになっちゃうんです。お願いですから、うちにもうDMを送らないでいただきたいです。

承知しました。申し訳ありませんでした。

 ちゃんと応対してくれました。

 電話した時点で発送済みのDMがあったかもしれませんし、大きな組織ですので発送NGの連絡が担当に伝わるのにタイムラグがあるかもしれませんので、「もう1、2回送られて来るのは仕方ないかな」と思っていました。

 しかし、この電話の後、DMは1通も届いておりません。

 さすがです。この超大手の某教材業者の商品を使ったことはありませんし、おそらく使う機会もないと思われますが、この業者自体には今もいいイメージを持っています。

 教材業者が悪いわけではないのですが、「学習教材のDMが送られてきてモヤモヤする」ってのは、「障害児の親あるある」の一つなのかもしれません。

 振り返ってみれば、健常児向けも障害児向けでも教材業者から執拗な勧誘を受けた経験は、これまでありませんでした。

 某新興宗教団体はしつこかった(過去にこのブログで記事化しました)のですが、それも1回きりでしたし。

RISU Japanからメールが来る

 RISU Japanからメールが来るまで、この会社の存在を知りませんでした。
 しかし最近は、どのWebサイトを開いてもRISU Japanの広告が表示されるようになりました。

 いま、会社として広報に力を入れて「大きく勝負をかけている時期」なのかもしれません。
 あるいは、この文章を書くに当たってぼくが「RISU Japan」と何度も検索したため、ぼくのスマホにだけ表示されているだけかもしれません。

 RISU Japanのサイトはこちらです。

 トップページから一部を引用します。

タブレット学習+東大生らの個別フォローによる、未来の算数レッスン

75%のお子様が、学年より上のステージを先取り!

1人1人に“ピッタリなレベルの問題”が出るから「100点があたりまえ」

「RISU Japan」トップページより

 キャチコピーを読む限り、障害児、とりわけわが息子のような重度自閉症+中度知的障害がある子どもには、全く縁がない商品という印象です。

 サービス提供の対象にすらなっていない感じもあります。「お呼びでない」と。

 学習にタブレットを使うのは魅力的ではありますが、障害児の親としてはそもそも、「東大生らの個別フォロー」という部分に何ら魅力を感じません。

 ABA(応用行動分析)を使った家庭療育を6年以上続けているわが家としては、自閉症児に合った教え方を日々研鑽しているカウンセラーの皆さんこそ頼りにしております。

 ですが、18〜19歳の時にすごく難しい入試を突破した経験があるだけ(あえてこんな表現を使いました)の国内トップ大学の若者の「教え方」「コミュニケーション能力」に対する期待はありません。ゼロです。

 算数の個別フォローですので、担当するのはきっと理科系の大学生が多いのでしょう。

 余談ですが、ぼくは理学部卒です。大学卒業後は全く専門外の職種の企業に入りましたが、今でも理科系のネタは好きですし、理科系の大学生が「どんな雰囲気の人たち」なのかはよく知っているつもりです。

 数学が「分かる」「できる」ことと、「第三者に教えるのがうまい」ことがイコールではないこともよく理解しています。

 たまたま、教え方も優秀な学生が何人かはいるかもしれません。

 しかし、全体的にみた場合、理科系の学生よりも、教育学部で特別支援教育を学ぶ学生に教えてもらう方が安心できます。

 加えて、キャッチコピーの「学年より上のステージ」「100点が当たり前」の部分も、障害児の親であるぼくには全く刺さりません。

 算数の勉強だと、息子はいま、合計20までの足し算がほぼできるようになりましたが、引き算はまだ教えていません。

 「0(ゼロ)」について教えたのはつい最近です。

 健常児が使う教科書では(たぶん)、小学1年生の1学期で取り組む内容です。

 「学年より上のステージ」も「100点」も無縁なものです。

 メールをくださったRISU Japanの広報担当の方には、「ぼくのブログを読んでいただいた上に、面白そうなご提案までいただき、とても喜んでおります」と感謝の気持ちをお伝えした上で、ここまで書いてきたような感じに疑問や違和感を列挙し、返信しました。

 どこからどう見ても障害児が対象に入っているサービス(商品)には思えなかったため、「誰か別のブロガーと間違ってメールを送ったんじゃないですよね?」という確認の意味もありました。

 広報担当の方はとても丁寧に応対してくださいましたし、間違ってメールを送ったのでないことも分かりました。

 じゃあ、やってみようか。

使ってみた 〜 第一関門は突破

 わが家では9年ぐらい前に買ったiPad2がまだ現役で、もっぱら息子のおもちゃになっています。
 数年前に録画した子ども向けテレビ番組や療育アプリが入れてあって、たまに思い出したかのように手に取っています。

自宅に届いたRISUのタブレット
写真=自宅に届いたRISUのタブレット=2020年9月

 いくら優れた教材でも、息子が興味・関心を抱いて手に取ってくれなければ意味がありません。

 RISU Japanのタブレット端末をモノとして気に入ってくれるかどうかが、最初の関門でした。

 結果として、奇妙な理由から、何ら問題はありませんでした。

 息子は3カ月ぐらい前から、アルファベットの「R(r)」に強い執着を示していて、Tシャツのプリントや電化製品のロゴなどから「R(r)」を見つけ出しては、「アール!」と得意げに大声を出すのです。

 自閉症児が身近にいない方にはピンと来ないかもしれませんし、瑣末な「しょうもないこと」と思われる向きもあるかもしれませんが、これが自閉症児なのです。

 現在の息子には、言葉での説得はほぼ通用しません。新しいものを受け容れることは苦手で、それを受け容れるかどうかは、他者からうかがい知ることができない尺度で決めているようです。

 カバーに「RISU」と大きく記されているタブレットを息子はとても気に入ったようで、「ぱぽぽん(パソコン)!」と言いながら家の中を常に持ち歩いています。

 寝る時には必ず寝室に持っていて枕元で充電する習慣がつきました。

 その代わり、iPad2に全く触らなくなりました。

 とりあえず第一関門は突破しました。

使ってみた 〜 ダメ出し

 わが家では、ABA(応用行動分析)による家庭療育を妻が毎日行なっており、RISUのタブレットは、その家庭療育の時間の中で妻が使ってみました。

 妻の感想をまとめてみます。まずは「ダメ出し」から。

 障害児向けに特化したサービスではないので「ダメ出し」という言い方はキツいかもしれませんし、いずれも健常児が使う分には全く問題ない部分かもしれません。

 「この辺を改善すると、わが息子をはじめとする知的障害and自閉症/発達障害も使いやすくなるかもしれませんよ」というご指摘/ご提案であります。

 具体的には、以下の3点です。

「意味のない数字」と「意味のある数字」が教材内に混在している

 具体例を示さないと伝わらないと思います。タブレット端末の画像を示します(❹a)。

RISUタブレットの画像01
❹a

 「よみかたに あう かずを いれましょう。」という出題です。画面左にある水色の①②③に注目してみてください。

 「①いち」「②に」「③さん」とあって、その横に四角い空欄があります。画面下に表示された1〜9から同じ数字を選び、クリックするというものです。

 息子は簡単に正解しました。

 では、こちらはどうでしょうか(❹b)。

RISUタブレットの画像02
❹b

 出題は同じで、「①しち(なな)」「②はち」「③く(きゅう)」「④じゅう」とあります。

 これは、息子が混乱して解くことができませんでした。理由ははっきりしています。

 出題の先頭にある丸カッコの数字が、意味のない「余計な数字」だからです。

 「よみかたに あう かずを いれましょう。」という出題で、「しち(なな)」とあれば、息子は迷うことなく画面下の「7」を選び、正解することができます。

 しかし、この画面上には「①しち(なな)」とあるため、「1」なのか「7」なのか判断が付かず、混乱してしまうのです。「①」が余計なんです。

 もう一つ、似たような事例を見つけました(❹c)。

RISUタブレットの画像03
❹c

 「ひょうと おなじに なるように すうじを いれましょう。」という出題です。
 問題の真下に「13〜22」の数字が並んでいて、例えば「15」であれば、下に並んでいる「1〜0」の中から「1」と「5」を選んで空白に入れると正解ーというものです。

 これも最初、息子が混乱しました。

 息子は「15」という数字を「10+5」というふうに覚えていて、「1」と「5」の数字を順番に選んで「15」をいう数字を表すということを理解するのに時間が掛かりました。

 さらに、画面をご覧いただくと分かるのですが、例として挙げている「13」「14」はいいのですが、問題になっている15以上の数字については、正しく数を入れたとしても「1 5」「1 6」と間延びして表示され、息子はこれが「15」「16」とは違うのではないかと思ったようです。

一つの画面に要素が詰め込まれすぎ

 これも具体例を挙げます(❹d)。

RISUタブレットの画像04
❹d

 「①は くるまのかず、②は ガムのかずと 同じかずの え を えらびましょう。」という出題です。

 これも、先ほど指摘した例と同様、数字を答えさせる出題なのに①②という「余計な数字」が入っているがゆえに、分かりにくくなっています。

 加えて、上下に問題が並んでいるため、息子には理解しにくかったようです。

 このようにしたところ、息子は正解を出すことができたそうです(❹e、❹f)。

RISUタブレットの画像06
❹e
RISUタブレットの画像05
❹f

 画面の下半分/上半分を紙で隠して息子に示すことで、目に入る情報が絞られ、問題に取り組みやすくなりました。

 健常児がこのタブレット端末を使って問題を解く際には、これまでに挙げた2点について全く気にならないかもしれません。

 カンを働かせて「丸カッコの数字は出題順を表しているもので、問題を解く上でそれほど意味のないものだ」と察する「能力」があるためです。

 しかし、自閉症/発達障害児はそうもいきません。

 「まぎらわしさ」を極力廃してシンプルな形に研ぎ澄ますことで、誰にでも使いやすい「ユニバーサルデザイン」に近づいていくと思います。

「せんせいどうが」に入っている「動く背景」は気が散る

 「せんせいどうが」というのは、タブレットを使っての学習の進み具合に応じて、学生が動画でアドバイスや激励のメッセージを送ってくれるというものです。

 なかなか気の利いた取り組みで、息子も最初は不思議そうに眺めていたのですが、「せんせい」が話している背景で花火が上がったりとビジュアル的な装飾があるせいで、そちらに気を取られてしまい、話している内容が頭に入っていない感じでした。

 すべての動画にこうした装飾が入っているわけではないようですが、メッセージを伝えることを一義に考えると、余計な装飾を配した方がいいと思いました。

 ちなみに、この項目に挙げた3点はいずれも、使い始めて1〜2週間の頃に「引っかかったこと」です。

 妻がサポートしながら使っていくうちに慣れてきて、モニター終了間際には問題なく操作できるようになりました。

使ってみた 〜 気に入った点

 ここまで書いていたら、「ダメ出し」というより、自閉症児が使いやすくするための改善要望みたいな感じになってしまいました。

 ここからは、気に入った点について、妻に聞いてまとめてみます。

「スモールステップ」が徹底している

 これは、わが家でやっているABA(応用行動分析)による家庭療育にも通じる考え方です。

ママと一緒にタブレット端末で算数の勉強をする息子
写真=ママと一緒にタブレット端末「RISUきっず」で勉強する息子=2020年10月

 問題の数が膨大に用意されていて、それらが「ほんの少しずつ難度を上げた」形で順番に並べられているため、学習につまずきがちなお子さんでも、自己肯定感を保ちながらレベルアップができると感じました。

 ただ、こういう工夫は、既存の学習教材や塾などでもなされているかもしれません。

 このタブレット端末を使っている息子を見ているうちに気付いたのですが、全問正解して画面に大きく「100点」と表示されると本当にうれしそうなんです。

 答えを間違ると、何度もやり直して100点を出そうと頑張ります。素晴らしい。

 妻によると、息子は勉強の時間以外にも自分からタブレット端末を持ってきて、解いたことがある問題を何度も繰り返しては「100点」表示を出して喜んでいたそうです。

 ABAでいうところの「余暇スキル(一人で暇をつぶす手段・方法)」の一つにもなっていたようです。

「続けやすい工夫」が施されている

 最大のポイントは、この「続けやすい工夫」だと思いました。

 タブレット端末でその日の学習を終えると、それほど時間が経たないうちにRISU Japanからメールが来て、タブレット端末には大学生のチューターによるメッセージ動画が届きます。

「せんせいどうが」の様子
写真=大学生チューターによるメッセージ動画の様子。動画はタブレット端末に直接送られて来ますが、RISU Japanから届くメールのリンクからも観ることができます=2020年10月

 タブレット端末でどの部分を学習し、問題に正解したかどうかなどのデータを踏まえ、「3つの えを かぞえてみよう!」といった次に取り組む課題の提案や、「あと半分で、はじめてのオールクリアー!」といった激励もしてくれます。

 子どもが一人でどんどん学習を進めていっても、RISU Japanからのメールで学習の進み具合やどの分野が得意/苦手かも把握することができます。

 また、子どもがあんまり学習しなくなったとしても、送られてくるメールの内容から把握できますので、適切なタイミングで親がフォローできます。

 「サボっていると、ソフトにプレッシャーをかけてくれる」という感じです。

「せんせい」に好印象

 これもたぶん、この教材の大きな「売り」なのでしょう。

タブレット端末で大学生チューターの「せんせいどうが」を観る息子
写真=タブレット端末で大学生チューターの「せんせいどうが」を観る息子。「食いつき具合」はそのチューターによってまちまちですが、観てはくれます=2020年10月

 メッセージ動画に出てくるチューターの大学生たちが「チャらく」なくて、さりとてそれほど「モッサリ」もしておらず、ユーチューバーっぽい不自然なテンションでもなくて、ちょうどいい感じです。

 家庭教師や塾講師のバイトをしていた自分の大学時代を思い出し、「今の学生にはこういうバイトもあるのかぁ」と感慨深い思いにもなりました。

 隔世の感があります。ぼくの時代と違って、今の理科系の大学生はコミュ力も高いのかもしれませんw

 問題をクリアするたびに動画が送られてきますので、動画が「頑張ったごほうび」としての機能も果たしています。

で、総合的にはどうだったのか

 知的障害を伴う自閉症児である息子が使う場合、親が一緒にいて「ここはこうするんだよ」と操作方法を教えてあげれば何とかなりました。

 タブレット端末そのものに愛着を抱いている感じですし、一緒に問題を解く分には楽しそうです。

 ただ、いろいろとマイナーチェンジしていただかないと、息子が独力で使いこなすのは難しいかもしれないとは感じました。

 障害児が自力で操作できるようなデザイン・設計になっていれば、空いた時間を使って独力でどんどん進めていけるでしょうし、それだけ学習効果が上がると思います。

 自閉症/発達障害の当事者には特異な能力を持つ方もおられます(現時点でわが息子からそういう特性は見出せていませんが)ので、算数/数学に向いているお子さんですと、その子に合った高いレベルの学習ができるので、いいかもしれません。

 また、大学受験での成功体験を持っている大学生から直接、指導してもらえるという点では、特に地方在住のご家庭には魅力的かもしれません。

 レベルの高い大学が多く立地する大都市部にお住まいでも、家庭教師を雇ったり塾に通ったりするよりは安価でしょう。

 リモートand非接触かつ、住んでいる場所に関係なくレベルの高い指導を受けることができるという点では、「withコロナ」時代の学習教材として、需要が高まっていくのかもしれません。

 あと、これは「RISUきっず」に限ったことではないかもしれませんが、自閉症児の療育とタブレット端末は相性がいいということを再認識しました。

一人で端末を使って算数を学ぶ息子
写真=RISUのタブレットで算数の勉強をする息子。操作法を理解するまで時間がかかりましたが、慣れてくると自発的に引っ張り出しては使っていました=2020年10月

 今でこそOSの更新もできなくなって出番が全くないわが家のiPad2ですが、息子が文字も読めず発語もまったくできなかった4〜5年前、ひらがなを覚えたり発語の練習をしたり絵合わせゲームに取り組んだりと大活躍していたことを思い出しました。

 モニター終了間際には、自分から「RISUきっず」のタブレット端末を妻の前に持ってきて、「勉強するー!」とする宣言しては問題を解いていました。

 親がタブレット端末を買ってきて、学習(療育)用のアプリを選んでインストールして、危険なサイトに触れないようペアレントロックをかけて‥という具合に、わが子にぴったり合ったコンテンツを揃えていくという作業は楽しいとは思います。

 しかし、そういったことに時間を割くことができない方もおられるでしょうし、IT・ネット系が苦手な親御さんもおられると思います。

 そういった方々にとっては、手軽に安全・安心な形でタブレット端末を使った教育(療育)の効果を体感できるサービスといえるかもしれません。


 「RISUきっず」にご興味を持たれた方は、こちらから「一週間お試しキャンペーン」のページに進むことができます。

 (健常児の)小学生向けの「RISU算数」は、こちらから。

 最後に、貴重な機会を与えてくださったRISU Japan広報のKさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です