これまでで一番しんどかったエピソード〜自閉症子育てマンガ「かにママのABA療育日記」015

「かにママABA療育日記」第15作です。

「かにママのABAセラピー」015というタイトルのマンガの1ページ目
「かにママのABAセラピー」015というタイトルのマンガの2ページ目

 妻の療育マンガは1年4カ月ぶりです。昨年は、妻はPTA役員としての活動や商業団体、町内会の用務が重なって多忙でしたし、ぼくも資格試験があったりと、慌ただしい一年でしたが、今年度に入ってからは夫婦ともちょっと心身に余裕が出てきました。

 このマンガは「つみきの会」に入ったばかりですので、息子が2歳、今から10年前の頃の話です。見ていると、妻が一番苦しんでいた時期を思い出します。

 以下は、妻が当時書いていた日記から抜粋しました(伏字は息子の名前)。

 妻はこのマンガを描いてブログに載せるにあたり、「つみきの会は大好きだし、お世話になったし、誰かを困らせたり怒らせたり誤解されたりしないといいな」と心配していました。

 それを聞いて、マンガに添えるこの文章を、さまざまな反応に対する「想定問答集」にしようと思って書き始めたのですが、膨大な量になってしまいそうですし、面倒ですのでやめます。

 一言だけ申し上げるとすると、「つみきの会」が発達障害児療育界隈(軽い表現ですが、分かりやすいのであえて使います)でどのような評価を受けているのかは存じ上げませんが、ABA(応用行動分析)に対してマイナスの印象をお持ちの関係者が一定数おられることは知っています。

 妻もぼくも「重度障害児の親」を10年以上もやっていますので、どういう場でどういうタイミングで自分の意見を述べると、どういう属性の方々からどういう反応が寄せられるのかは、だいたい分かるようになりました。

 「重度障害児の親」としては、中堅からベテランの域に入ろうとしている感があります。

 ですので、「ABA療育は絶大な効果があった」と個人的には思っておりすが、積極的に第三者に勧めるつもりはありません。無用なトラブルに巻き込まれたくないからです。

 ただ、わが家では、息子の子育てに関しては、ABA療育なしでは考えられませんし、「つみきの会」との出合いは運命的なものだったと、今でも感謝しております。

 ただ、最初はものすごくしんどかった。これも、われわれ家族にとって事実であり、これは一度お伝えしなきゃいけないことだとはずっと思っておりました。

 このブログを運営しているのは、夫であるぼくです。文責はすべてぼくにあります。

 何かありましたら、ぼくにご意見をお寄せください。あっ、新興宗教への勧誘もぼくが窓口ですのでw

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