バス通学は、われわれ家族にとって修学旅行のようなものである

 息子が市内の特別支援学校中等部に通い始めて4日が経ちました。

 これまでは自宅から歩いてすぐの小学校で、同じ顔ぶれの同級生と6年間過ごしてきました。それゆえ、学校が遠いわ知らない人ばかりだわでストレスをため込み、不安定になるかもと覚悟していましたが、全くそんな様子はありません。さすがサイクリングで鍛えているだけあるわ。

 またバスの話です。

 妻はといえば、バス通学が許可されたことがうれしすぎて、家で5分おきぐらいに「バスに乗って学校に向かっているんだね」「バス最高」「バスのおかげで書店のパートが続けられる」と同じようなことを繰り返しています。まあ気持ちは分かる。しばらくこんな感じなのでしょう。

●●(息子の名前)は今何しているのかなぁ?

うーん、何してるんだろうね

 こんなやり取りばかりしています。

特別支援学校の体育館の天井
写真=入学式の会場となった特別支援学校の体育館。木材がふんだんに使われ、木工マニアとしては眺めてて飽きません=2024年4月、新潟県新発田市

 この状態、何かに似ていると思っていたのですが、昨年6月に行った修学旅行と同じであることに気づきました。息子に見つからないように2人で随行している時も、こんなでした。

 支援校までは車で15分なのでたいした距離ではないのですが、行き帰りとも両親がいない中で公共交通で移動しているわけで、もうこれは修学旅行に匹敵するぐらい「すごいこと」だと。

 あと、われわれは、小学校の修学旅行を「これまでの家庭療育の集大成」と位置付けてずーっと準備をしてきました。今週始まった「日々のバス通学」もやはり、「集大成」といえるものです。

 今後、想定外の困難が降りかかってくるかもしれませんが、その時はその時。今はとても楽観的に幸せに過ごしております。

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