ようやくコロナ休みが終わる!

5月14日に新潟県を含む39県で緊急事態宣言が解除され、 翌15日には新潟県が一部業種に行なっていた休業要請を解除しました。
 ようやく日常が戻ってきそうです。

 これを受けて、地元のパチンコ店は早速オープンしたようです。
 ただ、「田植えシーズン終了直後」の割には駐車場の車が少ないような感じで、コロナを警戒して出控えているパチンコ愛好家が一定数いると思われます。

 飲食店街を見るに、多くの居酒屋は営業を再開しましたが、客足はまだイマイチなようです。
 「接客を伴う飲食店」であるスナックやキャバクラなどが再開すれば、賑わいが少しは戻るのかもしれません。

 息子が在籍する小学校も、来週から通常授業が始まります。

 コロナを巡って身近にもいろいろなことがありすぎて感覚がマヒしている感もありますが、視野を広げてみれば、8都道府県ではいまだ緊急事態宣言が解除されておりませんし、中3、高3と受験を控えたお子さんがおられるご家庭ですと気が気じゃないでしょうし、受験を控えていなくても現時点での「学習の遅れ」がこの先に何かマイナスの影響を及ぼすのではないかと心配されている親御さんは多いのではないでしょうか。

 息子は支援学級の3年生で、学校や家庭で取り組んでいる教材は小1か年長組あたりのものです。
 妻によると、小1で習う漢字はほとんど読めるようになったそうですが、答えが2ケタになる足し算はまだ難しいようです。

 というわけで、わが家に限っては休校に伴う受験への影響やカリキュラムの遅れなどの心配は全くのゼロです。
 そんな心配を一度でもしてみたいものですが、子どもが障害児であろうとも健常児でも子育ての悩みのタネは尽きないということでしょうか、悩みの種類はだいぶ異なるとはいえ。

 左は、コロナがこんなにひどくなる前にTwitterで流れてきて、感銘を受けて保存していたツイートです。

 まあそういうことですよね。分かります。ただ、ブラック企業はイヤですが、個人的には、他人に迷惑さえ掛けなければヤンキーになるのは一向に構いませんw

 「来週から学校が始まるよ」と息子に告げると、うれしそうな表情になります。
 親としても、学校のありがたさが骨身にしみたコロナ休みでありました。

 休みの間、妻は毎日、ABA(応用行動分析)を使った療育をしていましたし、息子も足し算や書き取りのドリルに好んで取り組んでいました。

 家庭で「自習」をしっかりしたことで、彼は着実に成長できているー。そんなふうに思っていましたが、数日前にこんなことがありました。

 朝食後、息子は自宅の車庫でシャッターを開け閉めして遊んでいた時、通りかかったご近所さん(たぶん)から声を掛けられていました。

おはよう。今日は学校休みなの?

ワイパー!

 妻やぼくが側にいれば「『おはようございます』でしょ?」と促し、相手の目を見ながらあいさつさせていたはずです。

 しかし、これはこれで貴重な機会でした。

 「今日は学校休み?」という程度の質問であれば、親かセラピストの先生、学級担任の先生同じように尋ねた場合、しっかり答えられたと思います。
 しかし、そうでない第三者から急に声を掛けられると同じように対応できない、ABAでいうところの「般化」が不十分であることが分かりました。

 とはいえ、「おはよう」ぐらいは返してほしいものです。

 ご近所の方であれば、息子の障害を知っていた上で声を掛けてくださったのでしょうから、返答がなくても驚かないでしょうが、「ワイパー!」は訳が分かりません。
 百歩譲って「シャッター!」ならそれほど違和感がないでしょうが(いや、あるか)。

 当面の目標ができました。

おはようございます。学校は休みです。

 誰に声を掛けられても、こう返答ができるようになることです。
 3年ぐらいかかりそうですが、地道にやっていきます。

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