入院とホテル療養の違いについて保健師さんから事前に受けた説明〜コロナ感染隔離生活・3日目
入院初日(17日)の夜に受けた抗体カクテル療法の点滴のおかげか、この日(19日)は体温が終日、37℃を超えることがありませんでした。
変化といえば、鼻水が出なくなり、その代わりに咳が少し出るようになったぐらいです。
前回のタイトルが「だるくて退屈だけど苦しくはない」でしたが、今はただ退屈なだけです。
ここまで急速に回復するのには驚きました。明日(20日)の血液検査で問題が見つからなければ、退院してホテル療養か自宅療養になると思われます。
入院とホテル療養の違い、それぞれのメリット・デメリットについては、入院前に保健師さんから詳しく説明を受けました。
入院とホテル療養の違いについて、保健師さんの話と、実際に入院してみて感じたことを併せてまとめてみました。
共通点
①個室から一歩も出られない
大きな目的の一つが「隔離」なのですから、これは当たり前といえば当たり前です。
どんな病室やホテルの部屋が割り当てられるかは、「運」としか言いようがないと思います。
保健師さんからは「入院となっても、病室の空き具合によって個室でない場合もある」との説明を受けていましたが、ぼくに割り当てられたのは、トイレとシャワーが完備された広い個室でした。運が良かったようです。
入院のメリット
①圧倒的な安心感
これも当たり前ですが、容態が急変した時にナースコールで専門職の方々が駆けつけて処置していただけるという「圧倒的な安心感」は、何物にも代え難いです。医療崩壊を起こしてはいけないゆえんです。
②病院内の売店から日用品が買える
これは地味ながら非常に重要なところです。
ぼくはシャンプー、リンス、ボディーソープを用意しないまま入院してしまったので、翌日、病院内の売店に電話で注文して、看護師さんに届けていただきました。料金精算は、退院時に一括で行う仕組みです。
新聞も買おうかなと思いましたが、電子版の契約をしていたので、わざわざ売店で買う必要がありませんでした。電子版、初めて役に立ったぞ。
保健師さんからは「ホテル療養に移ることが決まったら、今後必要になりそうなものを多めに買っておいた方がいいですよ」とのアドバイスをいただきました。
③食べやすく栄養バランスが取れた食事
病院食って「味が薄くて美味しくない」というイメージだったのですが、今回の入院では不満ゼロです。3年前に入院した時と比べると、味が薄いのは一緒ですが、美味しくなったような気がします。
保健師さんの説明によると、ホテル療養で供給される弁当は「成長期の子どもが必要な栄養を満たすのには不十分な面がある」のだそうです。
ホテル療養の食事を「ショボさ」を巡っては、過去にネットで西日本の自治体が話題になっていたのを何度か見ました。
「米どころ」「うまさぎっしり新潟」なのですから、新潟県はきっと、ホテル療養でもちゃんとしたものを出しているのでしょう。
期待しています。
ホテル療養のメリット
①Wi-Fiがタダ
ホテルが病院より優れている点は、これに尽きるでしょう。
熱が下がってダルさがなくなってしまうと、とにかくヒマです。本を読んだり、スマホアプリのラジコでラジオを聴いたりしているのですが、YouTubeが観れなくなるのは、なかなか切ないものがあります。
病院の売店からテレビカードを買ってみたのですが、ニュースの時間にちょっと付ける程度です。早くディスカバリーチャンネルが観たい!
隔離生活3日目の食事はこんな感じでした。
夕食の選択制が始まり、この日はプラス20円のメニュー「豚肉の冷しゃぶサラダ(豚肉・長芋)」でした。満足度が高かったです。
朝食に付いていた「キッコーマン 特製だしわり しょうゆ」は、見るのも口にするのも初めてでした。
「低塩」だけでなく、「低リン」「低カリウム」もうたっています。リンとカリウムも摂取し過ぎに気を付けなきゃいけない成分なんですね、知りませんでした。
醤油の風味はありませんでしたが、パッケージにある通り「しょうゆらしい色、味わいの実現」はできていると思いました。
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